おやま魅力発見WEBBOOK
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富士山富士山金太郎自 然歴史・文化産 業見る遊ぶ買う食べる泊まる見る富士山東口本宮 須走口登山道冨士浅間神社〒410-1431 静岡県駿東郡小山町須走1260550-75-2038http://www.higashiguchi-fujisengenjinja.or.jp/150台0550-75-2092住所TELHPPFAX富士山東口本宮冨士浅間神社裏門側駐車場にあり、写真右の記念碑は、昭和天皇が皇太子時代の大正12年7月27日に須走口より登山されたときに建てられたものである。また、写真左の記念樹は、現皇太子の浩宮殿下(徳仁親王)が昭和63年に須走口より登山されたときに、梓が植樹された。残念なことに天候が悪化したため登頂は断念された。御登嶽記念碑・記念樹境内西側・浅間の杜の中に繁るハルニレ。ハルニレは境内に数本が繁るが、もともとは北海道や寒冷地に繁る樹木であり、温暖な気候にある静岡県には珍しい樹木である。推定樹齢400年の大木であることから、昭和38年に静岡県天然記念物に指定された。根回り6m、樹高24.5m。ハルニレ須走は、日本野鳥の会誕生の地として知られている。会を創設した中西悟堂が、昭和9年6月に日本で最初の探鳥会を須走で開催したことから、現在もバードウォッチングのメッカとなっている。同会の創設70周年の折、その活動を顕彰するべく有志によりこの記念碑が建立され、中西の歌や、初回探鳥会の参加者名等が記されている。日本野鳥の会記念碑裏参道の鳥居を入って右側に繁るモミの木。日本でも稀に見る奇観の根上がりをしており、学術上の価値が高いことから平成3年に小山町天然記念物に指定された。根の大部分が根上がりしているためにトンネルを形成しており、小学校低学年までならば、潜り抜けることが出来る。モミ・ブナ・カシの木と隣り合うように繁っており、3本の木の根が複雑に絡み合っていること、また御祭神・木花咲耶姫命の御神徳から縁結びの木として慕われている。根上がりモミ(縁結びの木)社務所の2階は、御鎮座1200年を記念した資料館となっている。神社所有の宝物や史料類、氏子や富士講またその関係者より寄贈された資料が展示されている。社務所・記念資料館表参道の中ほどに位置する楼門。本殿とともに宝永の噴火で壊れたが、当時この地方を治めていた小田原藩主・大久保加賀守によって再建された。表の両脇には、随神(門神)・櫛岩間戸神(クシイワマドノカミ)と豊岩間戸神(トヨイワマドノカミ)が鎮座し、裏の両脇には例大祭で担がれる富士山神輿が二基納められている。扁額「國威震燿」は日清戦争の戦勝と兵士の健康を祈念し、文字は小松宮彰仁殿下の御手、富士講・村上藤丸講より寄進されたものである。隋神門10

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