おやま魅力発見WEBBOOK
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富士山金太郎自 然歴史・文化産 業金太郎見る遊ぶ買う食べる泊まる金時公園〒410-1302 静岡県駿東郡小山町中島0550-76-500010台住所TELP見る遊ぶ童謡に歌われる「足柄山の金太郎」の生家の跡地に建つ神社と、その周辺を整備した公園。金太郎が産湯をつかったとされるちょろり七滝や、子ども守りの第六天社がある。毎年5月3日には「富士山金太郎春まつり」が開催され、町内の子ども達が奉納相撲大会を繰り広げる。園内には様々な樹木や草花が繁り、ちょっとしたピクニックや散歩、小さな子どもの遊び場としても最適な公園。よく晴れた日に、お弁当を持って出かけてみてはどうだろう。八重桐が出産前の養生のため湯船温泉に通い、その帰りに野沢川のほとりで金太郎を産み落とし自宅まで帰った後、滝の水を産湯として使ったと伝えられる。地元の人々は子供の健やかな成長を願い、金太郎に願いを込めつつ、この滝の水を産湯の水として使ったという。産湯の七滝(ちょろり七滝)金太郎親子が深く信仰したといわれる社。金太郎は母を真似て、沼子池からメダカを捕らえてきては器にいれて捧げたといわれている。今でも子供の病気全快を祈願し、その御礼として生魚を供える風習が残っている。第六天社(だいろくてんしゃ)金太郎が登って遊んだとされる大杉。あまりに大きくなりすぎ、付近の田んぼに日が当たらなくなったため、明治の初めに伐採された。その後、大木を切った人に不幸があり、人々が祟りと恐れ2代目の杉を植樹したという。金時杉金太郎=坂田金時の生家とされる「坂田屋敷」の跡にあった小祠を、昭和9年に町の有志が集い、社殿を造営したもので、地元中島の人々に温かく守られている。祠の創建時期は不明だが、文政3(1820)年に発行された「駿河記」には農家住宅として坂田屋敷の記載がある。御利益は安産、子育て、健康などで、11月には観光協会による七五三の参拝も行われており、金太郎にあやかろうという親子が多数訪れる「こどもの神様」だ。金時神社15

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