おやま魅力発見WEBBOOK
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金太郎富士山金太郎自 然歴史・文化産 業見る遊ぶ買う食べる泊まる見る八重桐があさかえ湯から自宅へ帰る道すがら、この場所で産気づき真紅の赤ん坊=金太郎を産み落としたとされる場所。関東大震災頃まで、子産石という岩があったとも伝えられている。子産田(こうみだ)生土(いきど)地区に子迎という小字(こあざ)がある。母の八重桐が遊びに行った金太郎を迎えに来ていたことから、この名がついたという。子迎農業用水であった貯水池(大正7年完成)で、台風により堤が決壊した後、親水公園として修復・再整備された。周囲を巡る遊歩道を歩くと、池は様々な表情を見せ、紅葉の時期はひときわ美しい。山あいの静かなたたずまいと跳ね橋が特徴で、水辺での休憩やピクニックにもふさわしい場所。平成8年の再整備の際、金太郎伝説を偲ぶ場として「八重桐之池」と命名された。八重桐之池勝福寺は金太郎の生家「坂田家」の菩提寺といわれる。小学生中学年以上を対象とした「寺子屋」や、希望があれば予約で「座禅」の体験ができる。「寺子屋」は8月中旬以降に5日ほど行われ、子供たちに学校では学べない礼儀や社会のルール、やる気や自信につなげる導きをしてくれる。「座禅」は30分から約1時間。自分自身を見直し、気持ちを整えるのにいいキッカケになりそうだ。勝福寺(しょうふくじ)金太郎が残したもの〒410-1302 静岡県駿東郡小山町中島     (金時神社)住所16

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